冬の終わりと春の始まり

2023年3月26日

 お隣の高校の桜が満開になりました(咲き始めたのは先々週半ば)。
今年は例年より五日ほど早く桜の開花宣言が出ました。


アーモンド・木蓮・辛夷などの他の木の花もずいぶん早く、
日当たりの良い所は、満開を越えて散り始めているところもあるほど。

先日のニュースで語られていた熊本在住の植物学者さんによると、
桜は暖かすぎると却って咲くのが遅くなる傾向があるようですが
(冬の寒さによって、夏に準備された芽が目覚めるのだそうです)、
他の植物も同じなのかしら…と散り始めの辛夷の木を見つつ思いました。

店頭ではファッジとレモンケーキを終了し、
今週から春のラインナップとなりました。

第一弾は、桜のワッフルと、いちごのメレンゲ。
四月のケーキは、カーディナルを予定しています。
(※卵の入荷状況により、変更となる場合がございます。)

桜のお菓子は和菓子の世界で春の意匠となりますが、
今年は製餡屋さんの美味しい桜あんに出会いまして、
店でもお楽しみいただきたく、ワッフルと組み合わせました。

白あん基調の中に(関西風の桜餅でお馴染みの)道明寺粉が入り
もちもち粒粒とした食感の餡には刻んだ桜もたっぷり混ざっていて、
口の中に春が広がります。(桜餅のようで嬉し楽しい餡なのです…☆)

そのまま桜餅感を楽しんでいただくべく餡を丸く整えたものと、
少し軽い触感になるよう生クリームと餡と刻んだ桜を和えた桜クリーム、
チェイサー代わりに洋酒を加えて緩めに泡立てた純生クリームを添え、
食感と味のアクセントには、桜型に絞り出したいちごメレンゲを。
(メレンゲには、乾燥いちごを粉にしたものを加えています。)

全体に優しい色合いとなったため、桜クリームと純生クリームの間に
彩りとして塩抜きした大島桜の花弁を散らしています。

ほんのり塩気も感じられる、和洋折衷のワッフルとなりました。

桜のワッフルは、高山の桜が咲く頃までご用意いたします。
お楽しみいただけましたら幸いです。


私事ですが、今年の三月は新生活を始める古馴染みの手伝いをしたり、
遠方へ旅立つ友人との別れを惜しんだり、身内の異動も決まったり…と、
応援したい気持ちの膨らむ、変化を感じることの多い春となりました。

蠢くという字は春に虫2つと書きますが、この字が度々脳裏に浮かぶ、
コロナ禍で休眠していた物事が、大きく動く気配のある今年の春。
目覚めの春が来たのだな。と、実感しています。

変化のときには気力体力時間に段取り、その他諸々必要となるため、
自覚無自覚どちらの方向でも、疲れも溜まりやすくなりがちです。
このブログをご覧くださる皆さまも、どうぞご自愛ください。

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